第2位婆娑羅、無悪について考察してみた
謎に包まれた2位婆娑羅!無悪の目的とは!!無悪について考察!!!
どうもこんにちは!!非ポポタスです。
今回は無悪について紹介したいと思います。
是非、双星の陰陽師の知識を増やし、楽しんでいただけたらなと思います。
では、どうぞ!!
第2位婆娑羅、無悪
無悪は第1位婆娑羅、千怒(ちぬ)と同等の歳月を生きたとされる長身の婆娑羅です。
非常に狡猾で計算高い婆娑羅で、自ら手を下すことは少なく、普段はほかのケガレを操り陰陽連を苦しめています。
そのため、陰陽連に観測されることが少ないため、陰陽連からは”力の底が見えない狡猾なケガレ”として認識されています。
作中では
- 双星の陰陽師と膨大な呪力を餌に聖丸(元第4位)、氷鉋(元第9位)婆娑羅を送り込む
- 化野紅緒を餌に赫夜(元第6位)を送り込む
- 5点同時襲撃を企てる
- 銀鏡(元第5位)を双星の陰陽師を餌に言いくるめ、土御門有馬用のおとりに使う
- 甘露門(空間移動術)を駆使し、現にリスクA~Sの真蛇を400体召喚させようとする
- 石鏡悠斗に太陽のかけらを与える
- 再度甘露門を使い、大量のケガレと11体の婆娑羅を現に送り込む
- 送り込んだ婆娑羅をおとりに使い、挙げ句の果てに「猿にも劣る」と馬鹿にする
など、某ジャンプ作品の“卑劣様”以上の卑劣行為を作中で繰り広げています。
普段は元第10位婆娑羅、杠(ゆずりは)と行動し、陰陽連の動向をうかがっているようです。
一時は死亡したと思われた。が生存していたことが判明。
現在は幼児のような姿で行動しているようです。
実力・戦績
SQ.はまだ発売されてませんが、次の話の僕のノルマが終わりました。いつもこんなに早いワケではないです。理由は9月号が出たら分かります。よろしくです。 pic.twitter.com/YRza9K1F72
— 助野嘉昭@双星25巻発売中 (@sukeno0723) August 3, 2021
戦績
- 土御門有馬と戦闘、顔面に全力パンチをたたき込まれるも、殴った有馬の拳がボロボロになる(無悪は無傷)
- 陰陽消滅(アンチェイン)状態になり有馬を瞬殺
- ケガレ墜ちした有馬と再度戦闘、死闘の末胸を貫き勝利
- 有馬の自爆技に巻き込まれ死亡
- 幼児の姿で生存、12天将”太裳”嗎新(いななきあらた)の右腕を奪う
などです。
無悪の《陰陽消滅》も見てみたい!
— SUZAKU@双星の陰陽師大好き!アニメ好きと繋がりたい! (@SUZAKU1214) April 6, 2021
のでお願いします!
#双星の陰陽師再アニメ化お願いします pic.twitter.com/vpgKGgbIHU
実力
その実力は、やはり最上位でしょう、まず土御門有馬の打撃がノーダメージだったことから考えます。この現象は最近のろくろとよく似ていると思います。
太陽の御霊を取り込んだろくろは神威の打撃がまるで効いていませんでした。
この時点でのろくろと無悪に共通点は
- 太陽の御霊を所持している
- 大量の呪力を持ち合わせている
です。ただ、無悪が太陽の御霊をその身に宿す時、陰陽消滅(アンチェイン)の状態になります。有馬の打撃を受けた時点ではこの状態ではありません。
このため、無悪の異常な硬さは後者が理由だと考えられます。
天馬が御前試合で、士門の攻撃を呪装なしで防げていたことの解説で
“内包する呪力量が多いからできること”とあるので、間違いないでしょう。
有馬の打撃(式神呪装)を無効化してしまうほどの防御力を持つ無悪は作中最強の婆娑羅。
さらに、太陽の御霊をその身に宿すことで成る陰陽消滅(アンチェイン)を持ちます。
この状態は、どんなに威力を持つ陰陽術でも無効化します。
無悪の
「この姿、陰陽消滅(アンチェイン)は陰と陽 2つの力を持つ究極の状態
陽しか持たぬ人間には小生は祓えぬ。」
という台詞で確定しました。
ただ、対抗手段がないわけではなく、作中では有馬がケガレ墜ちし、陰の力を得たことで対抗しています。
また、共振(レゾナンス)も対抗手段であることが
無悪の
「小生を祓えるのは双星かその力を受け継ぐ巫女だけ」
天馬の
「対抗する手段は双星かそのガキ(巫女)の持つ共振(レゾナンス)しかない」
という台詞で明らかになっています。
双星の陰陽師考察 ろくろの謎!!ケガレ墜ちはチート!?異常な強さの理由について考察!! - 非ポポタスの集い
- 威力にかかわらず技を無効かできる。
- 太陽の御霊の呪力を得られる。
よって無悪は実質無敵に状態となります。
げんに、土御門有馬は瞬殺されてしまいました。
能力
黒極呪儡
無悪の使用する纏死穢、空間を喰らう呪装。黒極呪儡は四肢と連動して動き、触れた物体を空間ごと引きちぎる防御負荷の呪装で、有馬には「突然現れ、隙を突いて仕留めるせこい呪装」と言われています。
甘露門
無悪の使用する術で空間と空間をつなぐ出口と入り口を生み出す術。術の対象に門状の呪印が出現し、長距離移動を可能とする。この術の対象は場所だけでなく動く者にもかけることができるようで、作中では婆娑羅や陰陽師を対象に発動させています。
陰陽消滅(アンチェイン)
太陽の御霊をその身に宿すことで成る姿、この状態の無悪には
通常の陰陽術は意味をなさないと判明しています。
無悪の目的
未だ不明な無悪の目的。無悪の言動からある程度推測できるかもしれません。
- 石鏡悠斗を保護し、”太陽のかけら”を与える
- 土御門島を終わらせようとする
- ろくろに「貴殿を殺し”太陽”の力を得るのか小生ではない」と言う
- 有馬のケガレ墜ちをみて「小生は人間とケガレを超えた”高み”に上がれるだろう」と発する
- 石鏡悠斗の肉体を奪還し、「石鏡悠斗の記憶を持つ器は小生がもらう」と言い残す
- 「人間の殲滅はケガレの総意だ。」と言う台詞
- 「太陽の男に伝えろ、小生を止めたくば、深淵に来い、とな」と言う台詞を残す
まず、
- 石鏡悠斗を保護し太陽の力を分ける
- 石鏡悠斗の肉体を奪還する
は、共通の目的のためでしょう。最新話97話にて「石鏡悠斗の肉体が太陰の完全覚醒」に必要だ、と言うことが判明しています。
ここで同時に「石鏡悠斗がケガレの手に落ちれば、世界がケガレのものになる」と言う台詞です、意味深ですね。
少し脱線しましたが、要するに、無悪の狙いとしては
石鏡悠斗が陰陽連の手に渡らないよう力を与え、必要なときが来れば殺害し器をえる。
と言う流れでしょうか。
石鏡悠斗をその場で殺さなかった理由は
- 戦力になるから
- 太陽の呪を得る役目があるから
が、今のところ考えられます。無悪の「太陽の力を得るのは小生じゃない」の伏線がどう回収されるのかで、変わってきます。彼の言う、「太陽の力を得るもの」は誰なのでしょう。
候補として今のところ
- 石鏡悠斗
- 杠
が、あげられますね。
ただニュアンス的に「まだ登場していない誰か」「ケガレの隠し球」のような人物が適切でしょう。
- 「小生を止めたくば、深淵に来い」
- 「小生はより”高み”に上がるだろう」
- 「石鏡悠斗の記憶は小生がもらい受ける」
ここで気になるのが「石鏡悠斗の記憶を持つ器」と書いて「肉体」と読ませていることです。何か深い意味がありそうですよね。
そして先ほどの「太陽の力を得るもの」が「石鏡悠斗の肉体」のことであれば
石鏡悠斗の肉体を得た無悪がろくろを殺す、と言う流れもあり得そうです。
そうすると無悪の言う”人とケガレを超えた高み”というのはどういう解釈になるのか。
今後どのように変化していくのか、気になるところです。
無悪の正体、千怒の存在
無悪の出生
第98話にて、加布羅が元人間と言うことがほぼ確定しました。
すると、無悪や千怒といった最古参婆娑羅はどういう存在なのかが気になるところです。
千怒は「一番最初に産み落とされたケガレ」と言われています。無悪はそれと同等の歳月を生きた存在としか表記されていません。
キーワードは
- 最初に産み落とされたケガレたち
- 加布羅の産まれた時期
- 悠斗の見たケガレ墜ちの実験
です。
まず千怒や無悪、自凝(おのごろ)といった婆娑羅と、加布羅の出生時期は少し違うと考えます。
加布羅出生の秘密ですが、ある程度推測できます。
おそらく門外不出の実験と言われる”ケガレ墜ち”の実験で産まれたケガレが婆娑羅となったと推測します。
すると、ケガレ墜ち実験はケガレの王に対抗するため”巫女の力”を得ようとしたことが始まりです。
千怒は小さなケガレを経て婆娑羅に覚醒しています。
無悪も同時期に産まれているので加布羅とは、発生原理は違いそうですね。
ただ、あくまで推測でしかないので笑
千怒の存在
★原作HP 情報★キャラクターページに「千怒」を追加! https://t.co/75WTOxLfE4 #双星 pic.twitter.com/NFQFpPzEqC
— 双星の陰陽師 公式 (@sousei_PR) March 13, 2018
安倍晴明とうり二つの容姿を持つ婆娑羅、千怒。順位は1位です。
千怒曰く「1000年続く戦いには興味ない」。
千怒は神威や聖丸が経験した”ケガレとしての覚醒”を経験したと考えられます。
その証拠に彼女の瞳は両目透き通っています。
神威が現在、どう生きるのかと葛藤していること、千怒は答えを得ていることから、千怒はこの覚醒を経験しているのでしょう。
無悪は常時右目が前髪で隠されているようで覚醒済みなのか、判断できません。ただ、覚醒なしであの強さだとおかしいのでおそらく覚醒しているでしょう。
まとめ
目的不明の無悪について考察してみましたが難しい。
正直、情報量が多くて整理し切れていません。できればもう少しまとまった答えを出したいのですが笑。今後、解禁される情報を元にさらに考察を広げていきたいと思います。
双星の陰陽師 97話 ネタバレ考察
第97話「地鳴り」
どうも、非ポポタスです。今回は双星の陰陽師第97話「地鳴り」についてまとめてみました。
今、すごい展開になりつつある双星。今回は物語が一変する重要な話でした。ではどうぞ!!
佳境です。原稿が。 pic.twitter.com/ZXEOwA5NlN
— 助野嘉昭@双星25巻発売中 (@sukeno0723) August 17, 2021
紅緒と修多羅
順位不明婆娑羅、修多羅(すたら)に追い詰められる紅緒。
修多羅はなぜ太陰の力を使わないかを問います。
「理解に苦しむ」
と言い張る紅緒。紅緒の中にはろくろや友人と人間として、共に生きたいという思いがありました。
「あなたたちケガレに理解される必要はない。」
「随分と、おかしなことを言うな。お前もそのケガレだろう?」
そして修多羅は、同じ時間に生きていれば会うことはかなう。
死んでしまった何の意味もなくなる、例え、離ればなれになったとしても、生きている限り逢う方法はいくらでも探せる。
人間とケガレでは、愛し合うことともできないとか?
と、紅緒に聞かせるのでした。
「あなたじゃ、ろくろには勝てない。」
「そういう問題じゃない。」
修多羅は結界術で紅緒を閉じ込め、そして死を覚悟したように
「ろくろに引導を渡すのは俺の役目だ。」といい残し、ろくろの元に向かいました。
ろくろと修多羅
場面はろくろに移ります。
「俺の勝ちだ。」
修多羅はろくろの手を握り、逆手で腹部を殴ります。その威力はろくろが血を流し動けなくなるほどです。
「俺の術式は陽の気を陰の気に反転させ放出する。」
「相手の呪力が‥強ければ強いほど攻撃も倍増する。」
血を流すろくろに語りかける修多羅は、太陽の呪力に耐えきれずズタボロ。はじめから死ぬ気の特攻だったのです。
ただ、ろくろのダメージは大きく、這いつくばるのが精一杯の窮地に陥ります。
「思ったよりも男前になったな。髪色は派手になってるけど、顔はちゃんと面影が残っている。」
「なんだそれっ
俺を知ってるみたいな言い方‥!?」
「覚えてなくて当たり前か。今のω生きているのは俺のおかげなんだけどな。」
そう言い修多羅はろくろに優しい笑みを浮かべ寄り添い、
「歯並びが悪い‥のは変わっていない‥な
足羽(あすは)が聞い‥た‥ら
なん‥て言うか‥な。」
優しい手つきでろくろをなで、絶命しました。
術者の死により、紅緒の拘束は解けます。
修多羅の死に、ろくろと双子婆娑羅、百道(ももち)と千々石(ちぢわ)は衝撃を受けます
「「死ねよやああ、太陽ぉああっ」」
「!?」
そして、双子は這いずるのが精一杯のろくろに襲いかかります。
そこに割り込んだ神威(かむい)
「なんで‥」
かばってもらったことに困惑するろくろ。神威も自分がろくろをかばった本当の理由はわかっていません。ただ頭に浮かんだ言葉ではなく
「お前が死んだら紅緒が悲しい顔になる。」
邪魔されたことに激怒する双子、ケガレを裏切った神威に
禍野の居場所 はなくなった。
それなのに誇らしげな神威。
「別にいらねえよ、あんな汚ねぇ居場所なんざ」
石鏡悠斗の事実を知るものたち
場面は石鏡悠斗の保管されている泰月楼の地下。
眠っている石鏡悠斗を見つめる無悪とそこに駆けつけた、12天将、嗎新(いななきあらた)。
「いつか無悪の意志を継ぐ者が悠斗くんの回収に現れる、と。まさか
本人(さかなし)がやってくるとは有馬たんも想定していなかった。」
「ただの危惧で済めばどんなに良かったか。だが貴様はここにいる。」
「石鏡悠斗の記憶を宿した器(肉体)は小生が頂戴する。太陰の完全覚醒のために。」
悠斗を回収するために、新たな婆娑羅をおとりに使った無悪。
無悪は”所詮己の欲を発散したい猿にも劣る連中”と奇襲組婆娑羅を評し、纏死穢を展開。
一方新は、以前共有した石鏡悠斗の秘密を思い出し決断する
”太陰の完全覚醒には石鏡悠斗の肉体が生死に関わらず必要”
もし、(石鏡悠斗が)ケガレの手に渡れば世界がケガレのものになる。
「維持かゆうとの体はここで破壊するっ!!!!!」
霊符を構えた瞬間、新の右腕が黒極呪儡の能力により、四方八方にねじれ曲がる。
悶える新に、
「予想の範囲内だ
陰陽師は死にたがりが多すぎる
もっと余生を楽しみたまえ。
太陽の男に伝えておけ。
小生を止めたく場深淵まで来い、とな」
といい残し石鏡悠斗の肉体を持ち、その場を去ったのでした。
原稿(僕のノルマが)終わりました〜!2話分です達成感あります。よろしくです。 pic.twitter.com/BeRz5ucg2q
— 助野嘉昭@双星25巻発売中 (@sukeno0723) August 19, 2021
甘露門、再び
土御門島上空に移動した無悪。
島全域の死体をもとに、複数の呪印を出現させると、超巨大なケガレを呼び出す新たな甘露門を展開しました。
「破地獄開咽喉一切蒙甘露門(はじごくかいいんこういっさいかんろもん)」
死体を素材により協力な甘露門を生成し姿を消す無悪。
次の瞬間呪印から龍のような長さを持つケガレが大量に現に出現。
島を蹂躙。天馬や士門、鈩などの上位陣は戦闘を続行しますが
ほとんどの陰陽師は大地の裂け目に飲み込まれてしまいます。
勘九郎と憲吾はなんとか回避。
桜、志鶴、雲雀たちの戦場も地割れを起こし、加布羅殲滅部隊は瓦礫に埋もれ一時バラバラになります。
そして瓦礫から這い出た桜が見た景色は崩壊しぐちゃぐちゃになる土御門の町並みでした。
そして、96話で加布羅に出くわした親子の父親は瀕死の重傷を負い、息子への伝言を桜に託し、事切れる。
そして、加布羅を祓うため戦場に戻った桜に、悶え苦しむ加布羅から飛び出した陰の気が襲いかかる。
その瞬間、桜の脳裏を加布羅の記憶の断片が過るのでした。
明日はジャンプSQ.10月号の発売日です。双星の陰陽師一挙2話掲載です。よろしくお願いします。 pic.twitter.com/OsO8qkX7Gu
— 助野嘉昭@双星25巻発売中 (@sukeno0723) September 1, 2021
記憶の断片
桜が見た記憶の断片には、
- 笑顔で母親に抱かれる人間の少年。
- 泣きじゃくる少年と険しい表情の父親らしき人物。
- ケガレに覚醒する少年とおびえる母親。
- 狂う母親
の姿がありました。
おそらく過去の加布羅の悲劇でしょう、この悲劇が理由で記憶障害を引き起こしていたのなら納得です。
そうなると加布羅を含めた、古参の婆娑羅たちは元人間の可能性が浮上します。
無悪の「猿にも劣る」という表現も納得ができそうです。無悪は以前から1000年続く戦を終わらせる方法を知っているようでしたので。
元第4位の聖丸(ひじりまる)まではケガレから進化した婆娑羅、元第3位の加布羅より以前に生まれた婆娑羅は元人間であった、というのが今の段階で考えられます。
まとめ
今回の話で
- 石鏡悠斗と太陰の覚醒の関係性
- 加布羅の正体
- 修多羅とろくろの関係の伏線
が明らかになりました。また、甘露門発動時の鈩の表情が気になるところです。また二話同時公開なので、98話の考察もしていきたいと思います。
最凶の陰陽師 鈩について紹介!!!
謎のキーマン、12天将”騰蛇”鈩について考察してみた!!
どうも、非ぽぽたすです。
今回は12天将、最も不吉な存在、蛇草鈩につて紹介します。
追伸:別サイトで運営を始めました。
蛇草鈩につて
— 助野嘉昭@双星25巻発売中 (@sukeno0723) July 12, 2020
12天将、騰蛇を有す陰陽師、鈩。好きな食べ物はパンの耳w。
普段は素顔を布で隠していて、感情表現は布に表示される喜怒哀楽を示す絵文字でされています。本気で戦うときのみ顔の布が外れ、素顔を見せます。
鈩の与えられた役割は陰陽師の制裁役です。土御門島ないで呪装を用いた喧嘩、陰陽連の意向に背く、機密事項に接触、などの違反行為を罰する権限を持っています。
12天将のなかでも特段異様な雰囲気を持ち、実力は最上位クラスです。天馬からもその実力は買われているようで、物語では度々2トップとして君臨します。
その素顔は魚のような鱗と獣耳(作者曰く髪の毛)をもつ美青年です。
その能力はアニメ版では「無差別広範囲攻撃」と称されており霧状の攻撃を披露しています。
漫画版で、”毒ガス”を操る能力であることが判明しました。
戦闘能力・使用する術
使用する霊符は幻蛇顕符、呪装は騰幻蛇堕(とうげんだだ)。
騰幻蛇堕
「無差別広範囲攻撃」と称される呪装で、その能力の正体は”毒ガス”を操るものです。
呪装展開時は両腕を蛇の形状に変化させ、猛毒を敵に流し込みます。この毒は擦るだけで婆娑羅の腕を溶かすほどです。
また、全力時はあたりに空気感染型の毒を振りまくことができ、真蛇(リスクA~S)は鈩の近くにいるだけで祓われます。
幻覚
御前試合に見せた術で、相手を攪乱状態にさせる。一定レベルまでの陰陽師はこの幻術だけで倒せます。
またこの幻術は婆娑羅にも有効なようで、幻覚で自分を倒したと思い込ませ、油断した隙を毒殺しました。
鈩の正体
ジャンプスクエア10月号発売中です。双星の陰陽師85話「双星契合」載せていただいております。
— 助野嘉昭@双星25巻発売中 (@sukeno0723) September 5, 2020
通販でも電子でも立ち読みでも。たくさんの人に読んでいただけると嬉しいです。https://t.co/yC3mre94ko pic.twitter.com/qkAvA8gKOL
不吉を司る最凶として最上位の席に君臨する鈩。
アニメ版では、過去に主を失い野良となった式神でしたが、漫画版では未だ正体は不明。
一部の陰陽師にしか解禁されていない機密事項に触れていることはほぼ確定と考えられます、これは蛇草家の役割の中に”機密事項に接触した恐れのある者の排除”が含まれているためです。
ろくろと陰陽連が対峙した際()、天馬と共に道をつくったの機密事項に触れていて”太陽の陰陽師”ないし“双星の陰陽師”についての秘密を知っていたからでしょう。
また12天将”太裳”新の「裁く側から裁かれる側になる」という台詞から、最上位の実力者で特権を持っている家系だが、天将12家の中では決して特別枠ではないように思います。
また、漫画では串刺しにされ人間ならば普通死んでいるような重傷を負いましたが、戦線復帰する”謎の生命力”を持ちます。これは大きなヒントかもしれません。
もうひとつ、毒ガスの発生源である彼が毒の影響を受けていないことも、普通の人間でない証拠ではないでしょうか。
非ぽぽたすは、少なくとも、普通の人間ではないと考えています。
第97話にて、鈩の意味深な描写もあり、今後の展開や解禁される情報次第では正正体が見えてきそうです。
個人的には、鈩の素顔と12天将”騰蛇”の秘密、毒ガスや致命傷でも動ける生命力、がキーだと考えています。
戦績
🌟双星の陰陽師 1月25日より最終章「破星篇」へ!🌟
— 双星の陰陽師 公式 (@sousei_PR) January 18, 2017
そして次回予告ご覧になられた方!
そうです( ・`д・´)!
ついについに原作でも未公開の鈩(たたら)の素顔初公開なりました!
ぜひ来週の放送もチェックしてみて下さいね!https://t.co/jkeR47tCiz#双星 pic.twitter.com/JfZYU7N12Q
- 元第8位婆娑羅、四皇子(しおじ)と戦闘、片腕を奪う
- 四皇子を無傷で撃破
- 甘露門から現れた新種のケガレ(リスクS以上)を数体を瞬殺する
- 甘露門から現れた婆娑羅、禰寝(ねじめ)と鴻巣(ぐるす)と戦闘、隙を突かれ串刺しにされる
- その後、禰寝(ねじめ)と鴻巣(ぐるす)と再度対峙
こうしていると、今ひとつの戦績です。
婆娑羅を単体(纏神呪なし)で無傷撃破は素晴らしいですが、正直、四皇子はお世辞にも強い婆娑羅とはいえません。
また、禰寝(ねじめ)と鴻巣(ぐるす)戦はあっさり負けてしまっています。
ただ、禰寝(ねじめ)と鴻巣(ぐるす)との戦闘場所が民家だったため、この敗北は仕方がないようにも思えますが。
彼の全力はあたりを巻き込むので、一般人を守りながらの戦闘は大の苦手なのです。
現在97話では禰寝(ねじめ)と鴻巣(ぐるす)の2人と対峙しています。幸い、全力で戦える環境になってしまいました。皮肉にも、無悪(元第2位婆娑羅)の呪印で土御門島が壊滅し、ほとんどの民間人が死んでしまったのが原因で、そもそも毒ガスで死ぬ人がほとんどいないのです。
今後どういった展開になるのか期待ですね。
まとめ
今のところ魅せ場が微妙な鈩。未だ纏神呪が解禁されていないことを考えると今後、大きな魅せ場が来ることは間違いないでしょう。
過去にどんなことがあったのか、今後どうなるのか注目です!!
双星の陰陽師史上最強!!12天将の天敵婆娑羅、加布羅について!!!
最強の婆娑羅、加布羅について考察!!
どうも、非ポポタスです。
今回は実質最強の婆娑羅と言われている存在、加布羅について考察していきたいと思います。
なお、原作98話までのネタバレを含みます。ご注意ください。
加布羅とは
元第3位の婆娑羅で、過去に12天将を含む100人以上の精鋭部隊を壊滅させたこともある加布羅。1位、2位がほとんど陰陽連に観測されないため、実質最強と言われている存在です。
過去に先代、蹉蛇桜の父親を殺した経緯があり、膳所美玖や蹉蛇桜といった12天将と因縁があります。特異点時、膳所美玖、五百蔵鳴海を殺害したことが原因でさらに因縁を生みます。
その強さは圧倒的で、下位婆娑羅とは比べものにならない強靱さを持っています。
記憶障害のような症状を持っており、よほどすさまじい記憶以外は基本的に覚えていません。これは伏線かも。
また、同じ婆娑羅でも、聖丸や神威、千怒(第一位婆娑羅)のようにケガレとして覚醒ているものたちとは違い、未だ覚醒はしていません。そのためまだ伸び代のあるキャラです。
97,98話で加布羅の過去の一部が明らかとなりました。もしかしたら過去は人間だったのかもしれません。今後ストーリーのキーマンになるのは間違いないでしょう。
実力
その実力は最強にふさわしいもので、第4位の聖丸との戦闘能力の差は歴然です。
聖丸の戦闘能力は纏死穢の状態でも、12天将”朱雀”斑鳩士門の纏神呪よりは低いものでしょう。氷鉋(第9位婆娑羅)の割り込みがなければ士門に祓われていたからです。
加布羅は、斑鳩士門の纏神呪より強いと明言されている12天将”六合”蹉蛇桜の纏神呪の猛攻を受けても祓われることはありませんでした。それどころか反撃し撃退する余裕すら見せていました。
また、ほかの婆娑羅たちに”目の敵”にされる傾向があり、爺呼ばわりされることもあります。
これは加布羅の、生きた歳月の長さを物語っています。
婆娑羅の強さ
婆娑羅の強さは生きた歳月と奪った呪力の量です。
陰陽連の順位付けは”婆娑羅の生きた歳月”からされることが多いです。これは一度観測された後、消息不明の婆娑羅が多く存在し、現在その婆娑羅が持つ呪力量が全く推測できないからです。
例外として、同時期に複数の婆娑羅が観測され、その婆娑羅の持つ正確な呪力量が観測されたら歳月に関係なく順位付けされることもあります。(例:神威)
加布羅の戦績
- 12天将を含む100人以上の精鋭部隊を壊滅
- 12天将”勾陳”五百蔵鳴海の纏神呪を瞬殺
- 12天将”大陰”膳所美玖と12天将”六合”蹉蛇桜の連携を撃破(両者纏神呪)
- 12天将”貴人”鸕宮天馬と”朱雀”斑鳩士門の同時攻撃をさばく
- 鸕宮天馬と互角に渡り合う
- 順位不明婆娑羅、愛宕(あたご)と師(もろ)を瞬殺
- 12天将”勾陳”五百蔵志鶴、”六合”蹉蛇桜、”大陰”膳所雲雀の3人と互角
- 纏死穢の攻撃を太陽の力によりさばかれる
- 蹉蛇桜の纏神呪を一撃で破る
などです。
最強、鸕宮天馬に「こいつはやばい」「祓うだけなら可能(祓うには代償がいる)」と言わせていることからもその強さの異常さがわかります。
火力、スピードに加え覚醒前とは考えられないほど膨大な呪力量を持つ加布羅は間違いなく最上位の存在。
ただ、無悪(元第2位婆娑羅)と比べると少し見劣りする強さなのは否定できないでしょう。
過去
加布羅の過去は未だ多くのことが明かされていません。
ただ、過去に人間だったこと、母親と何かしらのわだかまりがあること、太陽に近い存在(気配が似ている)と因縁があると言うこと、が98話までで明かされています。
太陽の御霊襲撃時の士門の「あの白い男(太陽の御霊)にただならぬ恨みがあるような」や加布羅の記憶を見た桜の「お母様に怒られますよ」と言う台詞から推測できます。
これらから考えて、順風満帆な過去は想像できません。少なくとも、子供が背負うには重すぎる過去、悲劇があったのでしょう。その結果、記憶障害なら容易に想像できます。
今後明かされる情報次第では、強力な仲間になることも十分あり得るでしょう。
まとめ
強すぎる婆娑羅、加布羅の考察でした。
そのほかにも、蹉蛇桜との因縁、五百蔵志鶴との因縁、太陽との因縁。数多くのエピソードの中心人物。
最近何かと頻出する加布羅、記憶障害のような症状についても気になりますね。
過去につながる伏線の可能性が高いでしょう。
以上、加布羅考察でした。
双星の陰陽師!最強ランキング!!
双星の陰陽師、最強ランキング!!!!
双星の陰陽師に登場するキャラクターの強さランキングを作りました。双星の陰陽師の魅力が伝わればいいなと思います。
非ポポタスの戯れ言にお付き合いください。
また、原作98話までのネタバレを含みますのでご注意ください。
追伸:別サイトで運営を始めました。
評価方法
- 助野先生(作者)の発言
- キャラクターの発言
- 呪力量
- 打撃の威力
- 描写
で判断しました。
また、戦闘描写がないキャラクター、判断できないキャラクターについては今回は不参加としました。
例:穢れの王、安倍晴明、太陽の御霊など
第15位 斑鳩士門(纏神呪)
第15位は12天将”朱雀”斑鳩士門です。
この状態の士門の実力は元第4位婆娑羅、聖丸(覚醒前)以上であることが確定しています。
御前試合、鸕宮天馬戦では自らの呪装をさらに進化させ、通常時のスピードはろくろ以上のものであると公言されています。
また、失った左足を義足で補っているため、今後なんらかの強化が入るかも。
また、主要キャラの一角であるので、今後の活躍次第ではさらに上位に食い込めルでしょう。
第14位 神威(ケガレとして覚醒した姿)
第14位は元11位婆娑羅、神威です。
ケガレとして生きる意味を見いだした神威は、人間のような美しい瞳を持ちます。
この状態の神威の戦績はろくろ(太陽覚醒前)に一歩劣るものでしたが、不可避の打撃など多彩かつ強威力の攻撃に対応できる存在はごくわずかでしょう。
覚醒時の呪力量は相当の量で、第六位婆娑羅、赫夜(かぐや)が驚くほどです。また、現在の婆娑羅としての順位は、3位。今後に期待です。
第13位 焔魔堂ろくろ(太陽覚醒前)
今月の原稿仕上がりました。来月はいよいよアイツが出てきます!
— 助野嘉昭@双星25巻発売中 (@sukeno0723) February 19, 2020
来月はSQ.の表紙頂いてたりポスター付いてたり企画の告知があったり新刊の発売だったり忙しいざます。 pic.twitter.com/cnNkwYLORS
第13は主人公、焔魔堂ろくろです。安倍晴明を呪護者に持つ陰陽師です。
覚醒した神威との戦闘では、戦況を優位に進めていたり、石鏡悠斗を撃破していることからこの順位となりました。しかし、加布羅や万全の状態の聖丸(覚醒後)を相手にするには少し厳しいところがある気がしたのでこの順位です。
石鏡悠斗戦でのろくろは、共振(レゾナンス)と星装顕符・百夜(ケガレ墜ち呪装)の高火力と、スピードで対応しています。ただ、悠斗の打撃は天若清弦(纏神呪)を砕く高威力ですので喰らっていたらおそらく戦闘続行は厳しかったでしょう。よって、この順位としました。
第12位 聖丸(ケガレとして覚醒した姿)
第12位は聖丸(覚醒後)です。個人的には、隠れ強キャラだと思っています。
この状態の聖丸の両目は、透き通っており、呪力量は大幅に膨れ上がったそうです。そのため、なれるまでは呪力のコントロールがおろそかでした。
この状態での戦闘シーンはろくろとの一戦だけです、またその一戦も、両者満身創痍の状態だったのでなんともいえません。
ですが、同じように覚醒した神威の戦闘能力は大幅に上昇しています。また、覚醒前の順位は第4位で加布羅の次に強いとされる存在でした。よってこの順位です。
第11位 鈩
お待ちどう様です。鈩です。 pic.twitter.com/4eLPRdae3f
— 助野嘉昭@双星25巻発売中 (@sukeno0723) October 1, 2020
第11位は12天将”騰蛇”蛇草鈩です。
不吉の象徴と謳われる12天将”騰蛇”の継承者で、普段は素顔を隠しています。
鸕宮天馬を”最強”とすると、彼は吉凶の”最凶”と呼ばれており、陰陽連からは制裁役されています。
彼の能力は毒ガスであり、その毒は婆娑羅を消し去るほどです。
第8位婆娑羅、四皇子(しおじ)を無傷で撃破する実力はさすがです。
未だ纏神呪を解禁していない未知数の実力者ですので、今後に期待です。
第10位 自凝(纏死穢)
第10位は元3位婆娑羅、自凝(おのごろ)です。
無悪(さかなし)と同時期に誕生した存在で、相手の精神を操る能力の纏死穢を持つ婆娑羅です。
200年前に当時の12天将”貴人”に追い詰められたところを無悪に救われた過去を持ち、そのため無悪に強い劣等感をもっています。
本編開始の直前に天若清弦、斑鳩士門、鸕宮天馬に祓われています。
ただ、鸕宮天馬(通常)や天若清弦(通常)と拮抗していたり、200年前の”貴人”に追い詰められていることからこの順位となりました。
第9位 加布羅(纏死穢)
加布羅描いてて楽しい。読んでる方は全然楽しくないかもだけど…(;´д`)
— 助野嘉昭@双星25巻発売中 (@sukeno0723) February 8, 2018
天真爛漫な主人公風キャラは今まで描いたことないんじゃないかな🤪 pic.twitter.com/pjFxCjQaBN
第9位は実質最凶の婆娑羅といわれる、加布羅です。その実力は圧倒的で、過去には12天将を含む100人の精鋭部隊を撃破していたりもします。
また、12天将”勾陳”五百蔵鳴海、の纏神呪を瞬殺、その後到着した12天将”大陰”膳所美玖、”六合”蹉蛇桜の部隊を壊滅させてなお余力を残しています笑。
また、鸕宮天馬と余裕で渡り合えます。
また纏死穢は強出力の砲撃を、任意の場所に出現させる銃砲狼魔(がんほうがんま)。
現在は、”勾陳”五百蔵志鶴と”大陰”膳所雲雀、”六合”蹉蛇桜の3人を相手に苦戦しています。
また、婆娑羅として覚醒していないので、まだまだ伸びしろのあるキャラです。
第8位 鸕宮天馬(纏神呪)
天馬です。お待たせ致しました🍡 pic.twitter.com/ikXuUfnqPX
— 助野嘉昭@双星25巻発売中 (@sukeno0723) October 1, 2020
第8位は歴代最強の陰陽師、12天将”貴人”鸕宮天馬です。
彼の実力は圧倒的で、ケガレ墜ちした石鏡悠斗と対等に渡り合っています。また、最上位の存在にダメージを与えることができる、共振(レゾナンス)を使用することができ、石鏡悠斗に致命傷を負わせています。
7歳(12天将継承前)で当時の12天将”白虎”天若清弦と引き分けているほか、悠斗(玄態)にフルボッコに殴られてもピンピンしていたりします。
まさに、設計ミスレベルの存在です。
また、「加布羅を祓うことなら可能」と通常状態で発言しておりこの順位。
太陽の力を得た悠斗(暴走悠斗)に敗北、左腕を欠損し、現在は義手で補っています。
第7位 土御門島有馬(式神呪装)
第7位は歴代最強の陰陽頭、土御門有馬です。
安倍晴明の加護を持つ、土御門宗家の人間で、元第5位婆娑羅、銀鏡(しろみ)を祓っています。ここですごいのが、呪力を7割残して倒しきっているとこです。このときは式神呪装はしていませんでした。
また、5点同時襲撃時は自分とそっくりの式神を駆使し、ほぼすべての襲撃場所を処理しています。
ただ、無悪相手に背後をとるなど割と善戦はしていましたが、ダメージと言ったダメージを与えることはできず、奇しくも敗北。もう少し活躍が見たいキャラクターでした。
作者曰く「天馬と同じくらいか少し上」とのこと。よってこの順位です。
第7位 石鏡悠斗(玄態)
天馬の言う「最強」ってのは未来に希望を繋ぐために孤独になっても戦って生きようとする生き様そのものだと思ってる
— ツイッター怖い (@PATR114514) October 12, 2019
悠斗如きに理解できるものじゃない pic.twitter.com/RHZSV2NZte
第7位はヒロイン化野紅緒の兄、石鏡悠斗です。
この玄態と呼ばれる状態はただのケガレ墜ちとは違い、ケガレ墜ち+太陽のかけらを得た状態だそうです。天馬曰く、”陰陽消滅と同じ状態になれる”とのこと。つまり通常の陰陽術ではダメージは入りません。ただ衝撃は伝わるみたいです。
その性質故に、12天将”白虎”天若清弦の瞬殺しています。
また、天馬の纏神呪状態をフルボッコにしていたりしています。
焔魔堂ろくろとは因縁があり、一時はろくろに敗北しています。ただ、戦線続きで蓄積ダメージが大きすぎたことが原因。
5点同時襲撃に参戦。焔魔堂ろくろ、鸕宮天馬のタックを相手に敗北しています。
また、婆娑羅たちに隠形の術(気配を消す術)を教えたのは彼です。
第6位 無悪(纏死穢)
SQ.はまだ発売されてませんが、次の話の僕のノルマが終わりました。いつもこんなに早いワケではないです。理由は9月号が出たら分かります。よろしくです。 pic.twitter.com/YRza9K1F72
— 助野嘉昭@双星25巻発売中 (@sukeno0723) August 3, 2021
第6位は、第2位婆娑羅、無悪です。
名実ともに最強の婆娑羅で、5点同時襲撃の主犯です。普段は、第10位婆娑羅、杠(ゆずりは)と行動を共にしているようです。
甘露門という空間移動術を駆使し、現に危険度Aクラスのケガレを大量に送り込んだり、石鏡悠斗に太陽のかけらを与えたり、太陽の御霊を封印していたりと、陰陽連を最も追い込んだ存在です。
その実力はほかの上位婆娑羅とは別格であり、200年前の貴人を単独撃破、土御門有馬(式神呪装)の攻撃を顔面に受けてもダメージすら入らない、など規格外の存在です。
土御門有馬との戦闘時は、空間そのものを喰らう黒極呪儡を使用し追い込んでいます。
また、97話では12天将”太裳”嗎新(いななきあらた)の右腕を一瞬で喰いちぎっています。まるで戦闘になっていませんでした。
現在は太陽の力は失っているようですが‥
第5位 土御門有馬(ケガレ墜ち)
第5位は土御門有馬がケガレ墜ちした姿です。この状態の有馬は禍々しい見た目をしていて、無悪(陰陽消滅)と対等に渡り合っています。
ケガレ墜ちしたことにより巫女に近い状態になっているため、無悪(陰陽消滅)に対抗できます。これは陽の呪を持つ有馬がケガレ墜ちすることで陰の呪を得たことが原因。
勝負の末、無悪(陰陽消滅)に胸を貫かれますが、根性の自爆技でなんとか撃破しました。
第4位 石鏡悠斗(青い玄態)
第4位は石鏡悠斗(青い玄態)です。
天馬、ろくろのタックに撃破されたことにより、太陽のかけらが暴走したことで発言した姿です。この状態の悠斗は、作中最強火力の共振(レゾナンス)を振り切るほどの瞬間火力を有しており、天馬の左腕を奪うという功績を残しています。
天馬曰く「ケガレ墜ちの先にあるもんとは次元が違う」「即殺される」とのこと。
理性が保たれていないようで、そのため打撃技の威力は低下していると考えられます。その証拠に、ろくろの呪装で防げたり、紅緒が受けても血を吐く程度ですんでいます。
ただただ、理性がないことが残念なキャラクターでした。
ろくろと紅緒の2重共振(レゾナンス)に破れています。
第3位 焔魔堂ろくろ(太陽の制御)
#焔魔堂ろくろ誕生祭2021 pic.twitter.com/jlgr5mhKBP
— 助野嘉昭@双星25巻発売中 (@sukeno0723) June 6, 2021
第3位は双星の陰陽師、焔魔堂ろくろ(太陽を制御)です。この状態のろくろは、天馬に最上位認定を受けるほか、婆娑羅に”化け物”認定されています。
双星討伐部隊として4人の婆娑羅が送り込まれるほどです。
太陽の力を制御できている現在は、陽の呪力をすべて操ることができるようで、主要陰陽師たちに「(ろくろには)束になっても勝てないと思う」と発言しています。
莫大な量の呪力を持ち、神威の打撃技がまるで意味をなしません。ただし、これは”陰陽消滅”のダメージ無効とは違い、有馬の攻撃が無悪にダメージを与えられなかったことと似ているように思います。
実演中。#双星25スペースタイム pic.twitter.com/lwmY10J1WG
— 助野嘉昭@双星25巻発売中 (@sukeno0723) July 1, 2021
第2位 化野紅緒(太陰覚醒)
第2位は本作のヒロイン、化野紅緒(太陰覚醒)です。この状態での戦闘は元第6位婆娑羅、赫夜(かぐや)戦だけなのでなんともいえません。
順位不明婆娑羅、修多羅の「太陰の力を使えば俺を祓うのは造作もない」、神威の「太陰に覚醒すればあんな奴ら(婆娑羅2体)屁でもない」という台詞から考えてこの順位になりました。
正直今の段階ではわかりませんが、最上位であることは間違いないでしょう。
また太陰と太陽は対極の存在なので、力は拮抗しているはずです。そのため力を制御している状態のろくろより強いと考え、この順位にしました。
第1位 無悪(陰陽消滅)
第1位は陰陽消滅(アンチェイン)状態の無悪です。
陰の呪を持つ無悪が”太陽の御霊”、つまり陽の呪を得たことにより獲得した姿です。
この状態の無悪は土御門有馬(式神呪装)を瞬殺しています。
また、共振(レゾナンス)を除くすべての陰陽術を無効化できるので、ほとんどの陰陽師が無抵抗で倒されます。
土御門有馬(ケガレ墜ち)ですら実力では勝てませんでした。文句なしの最強です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回はこのような順位となりましたが、正直悩むところばかりで‥、非ポポタス自信、もあっているかどうかわかりません笑。めっちゃアホなんで笑
ご意見、感想お待ちしています。
双星の陰陽師考察 ろくろの謎!!ケガレ墜ちはチート!?異常な強さの理由について考察!!
焔魔堂ろくろにいて考察してみた!!
プロフィール
双星の陰陽師に選ばれた少年。
馬鹿で無鉄砲で陽気な性格、無礼が過ぎる言動から一部の陰陽師からは非難を受ける一方、土御門有馬や鸕宮天馬といった最上位陰陽師からは過剰な期待を受けている。
過去に”ひなずきの悲劇”と呼ばれる事件に巻き込まれており、この事件をきっかけに、ろくろは”ケガレ墜ち"と呼ばれる呪装に目覚めている。また石鏡悠斗との因縁の始まりでもある。
あまり知られていないが、ろくろは幼少期時点で優秀な陰陽師であった。その証拠に石鏡悠斗と幼少期から肩を並べていた、と作中でしつこく描かれている。石鏡悠斗は斑鳩士門の次に注目されていた陰陽師である。
化野紅緒と結婚した。
現在は100%ではないが太陽の力をコントロールしている。
実績
実績はすごすぎます。
- 14歳で本土最強の陰陽師宣告を受ける。
- 第11位婆娑羅、神威(かむい)と戦闘、ダメージを与える。
- 石鏡悠斗を化野紅緒と共に追い詰める。
- 16歳の時、斑鳩士門と共に第4位婆娑羅、聖丸(ひじりまる)と第9位婆娑羅、氷鉋(ひがの)と戦闘を繰り広げ、生き残る。
- 覚醒した聖丸を完封、撃破する。
- 式神呪装と獲得し12天将”青龍”水度坂勘九郎(纏神呪なし)に勝利。
- 第5位婆娑羅、銀鏡(しろみ)と戦闘、呪力を半分以上削る。
- 鸕宮天馬と共に石鏡悠斗を撃破。
- 化野紅緒と共に、暴走した悠斗を撃破。
- ケガレとして覚醒した神威と互角以上に渡り合う。
- 太陽の力を獲得、不完全ながらコントロールする。
など、あげればきりがないほどの戦績を残しています。これは個人的にはやり過ぎな気がします笑。鸕宮天馬(陰陽師最強)を超えている気がします。
ケガレ墜ちはチート!?ろくろの強さは何!?
ろくろは以前から優秀でした。ですが、いくら優秀といえども、ただの一般陰陽師です。太陽に覚醒するまでは、ほかの陰陽師と何ら変わりないはずです。
ですが、ろくろは婆娑羅の攻撃を受けても平気で戦闘を続行できたりします。聖丸の攻撃を受け止めたりも笑。これ実はやばいです。土御門島上位の陰陽師たちは聖丸の攻撃で跡形もなくなっています。ろく、頑丈すぎ。
これらには、3つ理由が考えられます。
1.双星の陰陽師特権
2.ケガレ墜ちによる特殊効果
3.主人公補正
1.双星の陰陽師特権
ろくろは通常の陰陽師とは違い、太陽に覚醒し巫女を産む使命を持った選ばれた陰陽師です。そのため、通常の陰陽師とはポテンシャルが違うのかもしれません。現に、太陽に覚醒したろくろは天馬が最上位だと思うほどの実力です。あるいはろくろの正体が関係しているのかもしれません。詳しくは下に描いておきます。
2.ケガレ墜ちによる特殊効果
作中で”ケガレ墜ち”をした陰陽師は、ろくろ、化野紅緒、石鏡悠斗、土御門有馬の4人です。この4人の”ケガレ墜ち”には、明確な違いがあり、2組に分けることができます。
石鏡悠斗、土御門有馬の”ケガレ墜ち”は全身がケガレの様相です。ここでは”全身ケガレ墜ち”と呼ぶことにします。
”全身ケガレ墜ち”した有馬は陰陽消滅(アンチェイン)状態の無悪(さかなし)に勝利するほどまで戦闘能力が上昇しました。また石鏡悠斗は普通の陰陽師でしたが、”全身ケガレ墜ち”したため最上位の存在になりました。
土御門有馬の「巫女に近づくために生み出された奥義、双星の陰陽師または土御門宗家の人間にしか使用できない術。」。
鸕宮天馬の「一時的に陰陽消滅(アンチェイン)の状態になれる。対抗するには双星かその子供の巫女が持つ、共振(レゾナンス)しかねぇ。」。
という発言から、”全身ケガレ墜ち”は、通常の陰陽術が全く効かない、最上位の存在になることを可能にする術、ではないかと推測できます。
一方、ろくろや紅緒がなった、体の一部をケガレで補う”ケガレ墜ち”を”部分的なケガレ墜ち”と呼ぶとします。
第9位婆娑羅、氷鉋の感じた違和感や”全身ケガレ墜ち”のことから推測するに。
”部分的なケガレ墜ち”は、通常の陰陽術の威力を軽減する、”ケガレ墜ち”した部位だけは最上位の存在に近づく、などの効果がありそうです。
というのも、これらの効果があると、第4位婆娑羅、聖丸の攻撃を受けても死ななかったこと、鸕宮天馬の纏神呪状態でも苦戦する石鏡悠斗とろくろが渡り合えたこと、などは解決するからです。
3.主人公補正
とはいえ、不自然な点がすべて消えたわけではありません。ろくろには、一時的にケガレ墜ち呪装を封印されていた時期があるからです。その時期に個人的に不可解な戦績を残しています。
この時期のろくろの武器は式神呪装のみです。また相方の化野紅緒も近くにいない状態、つまり双星の陰陽師や”ケガレ墜ち”の加護のない状態です。
そのため作中では、「よくても、12天将候補や参加筆頭と同等程度」と言われており、12天将には到底勝てるとは思えませんでした。
というのも、陰陽師の活動限界は「並の陰陽師は1~2時間」「12天将は1~2日」「鸕宮天馬でも4日が限界」と言う台詞から”大まかな呪力量”が推測できるからです。
活動時間にはほかにも多くの要因が含まれるのでなんともいえないので、あくまで”大まかな呪力量”ですが、12天将は並の陰陽師の25~50倍の呪力を持っているのです。
過去に参加の陰陽師が12天将に勝利した例や、現在最強と言われている陰陽師、鸕宮天馬が7歳時(12天将継承前)で12天将と引き分けているため、あり得ない、とはいえないのですが‥少しやり過ぎです。ギリギリ負けるぐらいがちょうどよかった気がします。
また、銀鏡(しろみ)を追い込んだことについても、少しやり過ぎた感は否めません。
五百蔵 軍記(いおろい ぐんき) 対 第三位婆娑羅、加布羅(かぶら)
蛇穴 照算(さらぎ しょうざん)率いる精鋭部隊 対 順位不明婆娑羅、師(もろ)
があります。
が、どちらも20秒程度の戦闘描写で、善戦してはいますが敗北しています。
五百蔵軍記は時期12天将”勾陳”継承者といわれる超優秀な陰陽師です。
また、蛇穴照算も12天将”天空”の右腕として活躍する上位の陰陽師です。
彼らレベルでも婆娑羅には負けるのです。
そう考えると、なんの加護もない状態の陰陽師では婆娑羅とやり合う、ましてや追い込むことは厳しいと思ってしまいます。
最新話で明かされていく、ろくろの正体
から、純粋な人間ではないとは疑っていました。
しかし、最新話で、順位不明婆娑羅、修多羅(すたら)の「ろくろに引導を渡すのは俺の役目」
「お前が生きているのは俺のおかげ」「足羽(あすわ)が見たら喜ぶ」などの発言。
また、ろくろに大打撃を与えておきながら、ろくろに対する対応は優しさに満ちあふれていました。まるで父親のように見えます。
さらに、加布羅が元人間?のような描写もあったことを踏まえるとろくろの正体がある程度推測できます。
おそらく無悪(さかなし)、加布羅(かぶら)、修多羅(すたら)といった婆娑羅は元人間であり、何らかの役割を持たされていた可能性があります。加布羅は記憶を失っていると」考えるとうなずけます。
修多羅は陰陽連が把握していない婆娑羅たちを率いていてる長的存在で、ろくろの母親らしき人物=足羽(あすわ)を知っていること、がわかりました。
また、陰陽連が把握していない婆娑羅たちは幾度となく「今までどこかに幽閉、隔離されていた。」ような発言をしています。
さらに、順位不明婆娑羅、千々石(ちじわ)と百道(ももち)の「禍野で俺たちに逆らう奴らはいなくなる。」「禍野に居場所がなくなってもいいのか?」という発言。
つまり、婆娑羅たちには何らかの社会があり、そこでろくろは産まれた。
そして婆娑羅により天若清弦が見つけた場所に運ばれた。
ろくろは婆娑羅の息子、と考えることができるのではないでしょうか。
すると、ろくろが強いのも納得できてしまいます。
まとめ
この考察が当たっていたら、ろくろの強さの理由は双星特権ということになりますね。
また、ろくろの正体に関する回収されていない伏線があったら教えてくださいね。
闇を抱えた最強の陰陽師!!鸕宮天馬について紹介!!
今回は双星の陰陽師に登場する最強の陰陽師、鸕宮天馬について紹介したいと思います。ネタバレを含みますのでご注意ください。
1.人物紹介
現12天将の一角、12天将”貴人”の継承者であり、同時に土御門島最強の武道派、鸕宮家 の現当主である。
女性と見間違えられるほどの中性的の容姿と、左右で目の色が違う、オッドアイを持つ。また身長161センチ、体重50キロと非常に小柄な少年である。
人を失礼なあだ名で呼ぶ、学校での成績は学年最下位、など好き勝手な言動が目立つ。また失礼なあだ名は当人が嫌がってもやめることない。
また自分以外の陰陽師を見下し、好き放題しているが、最強と謳われるほどの実績からとがめられることはない。
「強くなったな‥士門」
御前試合の最終決戦で士門に放った台詞である。このとき、あだ名ではなく彼の名前を呼んだ。そして次の瞬間、罵声とともに士門を吹き飛ばした。
「貴人明鏡符‥貴赫人機、纏神呪!!!」
抵抗する間もなく士門の足を斬り落とした。結果としてルール違反により鸕宮天馬は敗北。また、このときの天馬の言動が原因で、鸕宮家やその参加を含め多くの人の信頼を失った。またこの一件で参加の半分以上を失っただけでなく、多額の賠償や当主天馬の謹慎処分などの多くの罰則を抱えた。本人はあまり気にしていない様子であるが、多くの罰則を受けた彼を最強として称えるひとはいなくなった。
5点同時襲撃時にはタタラとともに、遅れて参戦した。現に出現した巨大ケガレ数十体を瞬殺し婆娑羅2体には目もくれず石鏡悠斗戦に参戦。
その後、暴走した悠斗に敗北。左目を負傷、左腕を失う。これは暴走した悠斗から、ろくろをかばったためである。
5点同時襲撃(特異点)から4年たった現在は左目に眼帯のような眼鏡、左腕を義手で補っている。髪はポニーテールになっている。
25巻の表紙が出来ました pic.twitter.com/aQR7UtkpR4
— 助野嘉昭@双星25巻発売中 (@sukeno0723) May 27, 2021
ろくろや士門には少なからず期待しており、本人曰く、「強くなってもらわなきゃ俺が困る。」「あいつならちゃんと 俺の代わりに 双星を導いてやれるだろ。」とのこと。
☯️#双星の陰陽師 キャラ紹介☯️
— 助野嘉昭@双星25巻発売中 (@sukeno0723) July 8, 2021
【鸕宮天馬/ウノミヤ テンマ】
十二天将・貴人を継承する“最強”と謳われる陰陽師。膨大な呪力を持ち、無詠唱・無符での戦闘を可能とする。
チビ。傲慢。人にすぐあだ名をつける。お団子大好き。
現在12巻まで無料!明日まで!https://t.co/e7jIBnf4ib pic.twitter.com/CJnPViICfF
2.実力、戦闘能力、実績
その実力は歴代最強と謳われるだけのことはあり、第2位婆娑羅、悪無(さかなし)や石鏡悠斗といった最上位クラスから警戒されるほどである。
彼が最強である理由はその圧倒的な呪力量である。双星の陰陽師の世界では、呪力量に、打撃の威力、肉体の頑丈さ、瞬発力が比例する。そのため呪力量=戦闘能力と考えられる。
天馬の持つ呪力量は、「並の陰陽師では1~2時間が活動限界」で「12天将は1~2日」「天馬君でも4日が限界」という台詞から推測できる。(漫画87話より)
あくまで単純計算でしかないが、天馬の持つ呪力量は平均陰陽師の50倍以上、”貴人”を除く12天将の2~4倍ということになる。
つまり天馬は平均陰陽師少なくとも50人分、12天将2~4人分の強さとなる。
これは、同じ12天将の斑鳩士門との戦闘時は呪装なしで対応していたことや、石鏡悠斗の乱打(天若清弦を一撃で倒した)を受けても戦闘を続行できるから考えても規格外の実力である。
実績は華々しいものばかりである。
- 7歳(貴人継承前)時に、御前試合で天若清弦と引き分ける。
- 貴人継承後は、ほかの12天将を5分以内に倒す。
- 元第3位婆娑羅、自凝(おのごろ)と纏神呪なしで互角に渡り合う。
- 天若清弦、斑鳩士門とともに自凝(おのごろ)を撃破。
- 石鏡悠斗を焔魔堂ろくろと共に撃破。
- 暴走した石鏡悠斗からろくろを守り切る。
- 現第2位婆娑羅、加布羅(かぶら)と対等に渡り合う。
- 瞬間的に呪装変形(神業)をやってのける。
- 婆娑羅、山門(やまと)を余裕で撃破。etc
3.纏神呪
19巻表紙は実はふたつバージョンが。天馬のアゴのパーツ本当は2枚目が正しいのだけど、色々理由あって1枚になりました。
— 助野嘉昭@双星25巻発売中 (@sukeno0723) February 21, 2020
#双星の陰陽師 pic.twitter.com/OURSwH9hDX
12天将”貴人”の継承者である天馬が唯一使用する霊符”貴人明鏡符 貴赫人機”。貴人継承者のみが使用可能な術で、秘術、纏神呪を可能とするものである。
纏神呪は通常の呪装とは異なり、肉体に直接呪装をかけるといったものである。そのため術者の負担は大きく、纏神呪の5分間維持するためには少なくとも2年の修行が必要だとされているが、天馬は2週間足らずのうちに達成してしまったそう。
天馬の纏神呪は右腕が刃と一体となっており、その右腕から放たれる刃は非常に優れた貫通力を持つ。
小説版では”人剣一体”と言い表されていたりする。
4.使用する術
フレーズありがとうございました!天馬です🍡 pic.twitter.com/idaOEbfFM1
— 助野嘉昭@双星25巻発売中 (@sukeno0723) October 1, 2020
無詠唱・無符
天馬はほぼすべての術を詠唱や霊符なしで使うことができる。曰く、天馬にとって術は日常生活の延長線上でしかなく、そのためどんな術でも予備動作や霊符なしで使いこなすことができるらしい。チート極まりない。
【大技・必殺技大放出!!ド派手なバトルでスカッとしたい貴方に】
— 助野嘉昭@双星25巻発売中 (@sukeno0723) September 22, 2020
累計400万部突破!『双星の陰陽師』1〜10巻無料試し読みキャンペーン中です。
タイトルは聞いたことあるという方も初耳の方もこの機会に是非👇https://t.co/DkHuHoVcm4 pic.twitter.com/pWDdfOOqGA
貴赫人機
霊符の名を”覇人顕符”(はじんげんぷ)
貴人の継承者だけが使用できる呪装。巨大な刃のような形状をしており、天馬の腕の動きに合わせて刃を振るう。ただの巨大な刃ではなく、術者の指示した場所に時空を超えて出現する不可避の斬撃を可能とする呪装である。わかりやすく言うと、遠距離の敵に武器移動なしで攻撃できるということである。私の解釈は、野球のピッチャーがボールを手からはなし瞬間には、キャッチャーのミットにボールが入っている?感じ?
共振(レゾナンス)
双星の陰陽師と巫女のみが使用できるとされている技。術者の呪装や術の威力を数十倍に強化することができるほか、悪無(さかなし)や石鏡悠斗が使用する陰陽消滅(アンチェイン)に対抗できる数少ない手段の一つである。
先読みの術
死者を預言する術。具体的な術の内容は、夢の中で少し未来の人の死がわかる、ただし見ようとして見れるものではなく、いつどこで起こるかも定かではないとのこと。
現在は使用できなくなっている。
5. 過去
普段、気丈に振る舞っている彼の過去は壮絶なものである。
蠱毒の儀、12天将”貴人”の継承の選抜は鸕宮家所有の孤島で候補者のみで行われる、貴人継承の儀式である。
蠱毒とは、中国に伝わる言い伝えで、壺の中に毒虫を放り込み最後の一匹になるまで殺し合わせる、というものである。残った最強の一匹は殺した毒虫たちの怨念を一身に受ける最強の呪殺兵器となる。
蠱毒の儀とは、この”蠱毒”を人を使って行うものである。候補者たちには印として呪印が浮かび上がり、島を脱出しようとすると呪印に呪い殺される。呪印は最後の一人になるまで消えない。
逃げ場のない中、天馬は実姉を含め多くの親族を手にかけることとなる。小学4年生、10歳の出来事である。
姉を手にかけた際、姉に「アンタは一生誰にも理解されないまま”最強”と称えられ続ける。」「滑稽よねぇ」などと詰られ、一生孤独のトラウマを植え付けられる。
儀式に残ったものは「12天将”貴人”の力」と「儀式で死んでいった者たちの無念と恨み」を引き継ぐ。
また儀式終了後、すぐに貴人は継承される。その時、先代貴人に陰陽師の闇の真相(一部の12天将にしか公開されていない真実)と”貴人の正体”を聞かされる。
貴人の正体は「太陰になれなかった双星のなれの果て」である。「太陰になれなかった双星のなれの果て」つまりバッドエンドを迎えた過去の双星の陰陽師である。
過去の双生の陰陽師の女性は拷問、公開処刑など、生き地獄を味わって死んだ怨霊と言うことになっていて、その記憶の片鱗を見た、化野紅緒は一時は精神崩壊状態になっている。
天馬はこの「なれの果て」と怨霊(儀式で死亡した)たちに体をむしばまれる地獄の中で、未来に希望を持てなくなった天馬は、絶望したのであった。
6. 希望
「やっ とっても苦しそうだ____ね☆」
貴人継承後、天馬は土御門有馬と出会う。そして彼に神託を見せられる。
有馬曰く、「最強の式神を得た君には、自らの最後を知っておかなければならない義務がある。」とのこと。
神託で見た景色、未来の自分の記憶では、大勢の陰陽師に囲まれ死亡する自分の未来だった。
その未来では、士門とろくろに見守られながら死んでいく。
「どうだったかな?」
「どうもこうもねぇ‥くだらねぇ人生のくだらねぇ幕引きだったぜ」
ただ、最後 俺の中で沸いた感情は
「まぁ‥悪かねぇな‥」
仕方ねぇからそれまではガキどもの子守でもしてやるか。
自分の死が未来へつなぐ希望の架け橋になると知った天馬は、その未来までは生きると決めたのだった。